こんにちは、バッカスやなぎやです。小瓶販売するボトル提供ですが、やはり最初は私が手掛ける海底熟成ウイスキー トゥールビヨンにしようと思います。

南伊豆の沖にある海底熟成庫にウイスキーを貯蔵し、熟成を加速させた「Tourbillon」（トゥールビヨン）。打ち寄せる波、様々な生物の営み、大自然の力を水中に伝わる振動を介して取り込み、元のお酒とはまったく異なる味わいに変化したロマンあふれるウイスキーです。

樽買いしたウイスキー原酒を瓶詰めし、封蝋し、海底20メートルに沈めます。薄青い世界で琥珀色のウイスキーが眠り、瓶にはいろいろな堆積物が付着します。その見た目は沈没船から引き揚げた酒瓶のようで格好いいですし、空瓶にウイスキーを詰め替えるような偽装もできません。もちろん、熟成も進みます。台風の時期を除いた半年強の期間、海底熟成させるのですが、想像よりも香りや味わいは大きく変化します。

トゥールビヨンは本来、弊社でボトル売りをしているのですが、なにせ仕入れが高いうえに、海底熟成させるためのコストもとてもかさみます。そのため、同じような熟成年数の一般商品と比べて高価になってしまいます。そこで、リカラブさんでトゥールビヨンの小瓶販売にチャレンジすることにしました。

フジツボが付いた瓶ではなく、新品の小瓶ですが、間違いなく、海底熟成済みのウイスキーです。見た目からはロマンを感じにくいですが、実際にとてもいいウイスキーを選んでいます。

今回は、2種、ご用意しました。

すでにECショップでは売り切れた、トゥールビヨン アイラ10年と、来年発売予定のトゥールビヨン カリラ7年です。どちらも弊社で現在販売していないという状況です。

次回は、この2本のスペックと味わいについて、ご紹介します。ちなみに、カリラ7年、今年のIWSCでシルバーとゴールドを受賞しております！